A-14. 問診票、質問票って大事なの?

頭痛一般

(Pt:患者 / 頭医:頭痛専門医)

Pt:先生、頭痛の診察のときに使う問診票って、どれくらい役に立つんですか?

頭医:とても役に立ちますよ。頭痛診療では、限られた時間で効率よく情報を集めるために問診票を使うことが多いんです。それに、患者さんとのコミュニケーションもスムーズになりますし、診断や治療効果を客観的に評価する助けにもなります。

Pt:へえ、そんなに大事なんですね。どんなことが聞かれるんですか?

頭医:いくつか種類がありますが、まず「診断用スクリーナー」と呼ばれる簡単な質問票があります。たとえば、「ID Migraine」や「4-item migraine screener」が代表的ですね。「頭痛で日常の活動がつらくなりますか?」「吐き気はありますか?」といった質問に答えることで、片頭痛かどうかを判断できるんです。

Pt:なるほど。診断だけじゃなくて、日常生活への影響も評価できるんですか?

頭医:そのとおりです。「MIDAS」や「HIT-6」といった質問票を使えば、頭痛が仕事や家事、趣味などにどれだけ影響を与えているかが点数でわかります。これで、患者さんがどのくらい困っているのかを具体的に把握できます。

Pt:それって治療が効いてるかどうかも、数字でわかるってことですか?

頭医:はい、まさにそうです。治療前後で「MIDAS」や「HIT-6」のスコアが下がっていれば、治療が効果を上げていると判断できます。最近では、「MPFID」や「MFIQ」という新しい評価表も登場していて、片頭痛の予防薬の効果を詳しく見るのに使われています

Pt:すごいですね。こういう問診票を使えば、診察も効率よくできそうですね。

頭医:はい。時間の限られた診療でも、問診票を活用すれば要点を押さえて診断や治療評価ができるので、患者さんにとっても、私たち医師にとっても非常に役立つツールなんです。

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頭痛の駆け込み寺

頭痛専門医 島田医師がわかりやすく頭痛について解説をする

●目的:

頭痛患者は多く、どの診療科でもよくみられる愁訴に関わらず、頭痛専門医(※)は少ないのが現状である。頭痛専門外来では、1日診られて100名程度、しかも患者1人に付き長くても5分程度しか割けない。そこで伝えきれない内容を補える専門医による情報発信の場をつくる。

それにより、わざわざ外来に訪れなくても解決できる内容や、ネット検索して誤った情報を得てしまう方に対して、安心して専門医の話を聞ける場所ともなる。

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※頭痛専門医とは?

日本頭痛学会が定めた申請資格(医師免許証・頭痛関連学会の専門医・5年以上の研修・頭痛関連疾患に関する発表など)を有し、資格審査および試験により認定された医師。

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●島田医師プロフィール

《経歴》

平成21年杏林大学 医学部卒業
杏林大学医学部付属病院 脳神経外科入局
都立神経病院
杏林大学医学部付属病院
都立多摩総合医療センター
水戸ブレインハートセンター
東京大学医学部 特別研究員


《学会・専門医》

日本脳神経外科学会 専門医、指導医
日本脳卒中学会 専門医、指導医
日本神経内視鏡学会 専門医
日本頭痛学会 専門医
日本医師会認定産業医


▶YouTube : https://www.youtube.com/@頭痛の駆け込み寺

頭痛の駆け込み寺
YouTube企画 頭痛専門医 島田医師による 「頭痛の駆け込み寺」 ●内容: 頭痛専門医 島田医師がわかりやすく頭痛について解説をする ●目的: 頭痛患者は多く、どの診療科でもよくみられる愁訴に関わらず、頭痛専門医(※)は少ないのが現状である。頭痛専門外来では、1日診られて100名程度、しかも患者1人に付き長...

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